最近CMでよく見るコミックシーモアとブックライブという電子書籍配信サービス。
電子書籍に切り替えようと考えている方はこの2つのサービスが気になっている方も多いのではないでしょうか?
そこで今回はコミックシーモアもブックライブも利用した経験がある管理人が、作品数や料金システム、アプリ、支払い方法、サイトの使いやすさ、お得度など色々な角度から比較してご紹介します。
結論としては、どちらも良い電子書籍サービスですが、作品数で選びたいならブックライブ。購入だけでなく読み放題でも楽しみたい人はコミックシーモアがおすすめです。
その理由については以下で詳しくご紹介いたします。
まずはコミックシーモアとブックライブがどんな電子書籍サービスなのか詳しく見ていきたいと思います。
コミックシーモアの特徴
コミックシーモアという名前ですが、コミック以外にもラノベ、小説・実用書、雑誌、写真集など幅広いジャンルの電子書籍を取り扱う大型の電子書店。
定額読み放題できるシーモア読み放題など、色々な読み方ができるのもシーモアの大きな特徴です。
また、ネットショッピングのように読みたい作品をレジで料金を支払って購入することもできますが、ポイントプラスでポイントをチャージしたり、月額メニューに登録して貰えるポイントを使って購入することも。その場合、通常ポイントに加えてボーナスポイントが貰えることもあるので読み方に合わせてお得な購入方法を選ぶことができます。
執筆時点では、初回特典として70%OFFクーポンなどお得な特典も用意。
通常実施しているキャンペーン・セールも割引や無料配信、クーポンの配布などお得な特典が充実しているのもコミックシーモアの魅力です。
購入済み作品や無料作品はブラウザや専用のアプリで閲覧可能。
アプリはWindows PC、iOS、Android向けに提供されており、電子書籍のダウンロードやオリジナル本棚の作成など機能も充実しています。
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ブックライブの特徴
ブックライブは少年・青年マンガ、少女・女性マンガ、ライトノベル、小説・文芸、ビジネス・実用、雑誌、写真集、TL・BL、アダルト作品を取り扱う国内最大級の総合電子書籍サービス。
東芝、カルチュアコンビニエンスクラブ、日本電気の出資を受けるTOPPANグループが運営しています。
取り扱う電子書籍は140万冊以上。他の電子書籍サービスと比較してもかなりのボリュームとなっています。
取扱い数が充実しているブックライブですが、他にもお得な特典や支払い方法の豊富さなど魅力は盛りだくさんとなっています。
対応する支払い方法はクレジットカードはもちろん、キャリア決済やペイディ後払い、スマホ決済、電子マネー、Tポイント、プリペイドカードのほか、三省堂書店の店頭で決済することも可能。
これだけ決済方法が充実している電子書籍はあまりないと思います。
クレジットカードを登録したくない人でもブックライブなら安心して利用できます。
ブックライブのもう一つの特徴が、お得なキャンペーンやクーポン、ポイントシステムです。
中でも管理人イチオシなのが、「クーポンガチャ」で貰えるクーポン。
クーポンガチャはハズレなしで毎日最大2回チャレンジできるガチャガチャで、50%OFFなどお得な割引クーポンが貰えます。
初回は必ず70%OFFクーポンが貰えるので始めて利用する方は必ず利用しましょう。
ワンクリックで回せるので気軽に試してみましょう。
また、クーポンのほかにも毎日実施しているキャンペーンや毎日貰える来店ポイントなど、お得な特典がとにかく多いのが特徴です。
キャンペーンは50%OFFなどの割引や無料配信など内容も様々。
定期的に大規模セールも実施するので公式サイトをチェックしておきましょう。
電子書籍はブラウザのほか、Windows PC、iOS、Android向けに提供されている専用のリーダーアプリでも閲覧可能。アプリならデータをダウンロードして読むこともできます。
コミックシーモアとブックライブの比較
ここからはコミックシーモアとブックライブの作品数やアプリ、機能、キャンペーンのお得さ、支払い方法の種類、運営年数など比較しながらご紹介します。
ブックライブとコミックシーモアの違いについて知ることができると思うので、自分に合った電子書籍サービスを見つけてくださいね。
コミックシーモア | ブックライブ | |
---|---|---|
料金 システム |
都度課金 月額コース ポイントチャージ |
都度課金 月額ポイントコース |
取り扱い 冊数 |
100万冊以上 | 100万冊以上 |
キャンペーン 充実度 |
○ | ○ |
新規会員 特典 |
70%OFFクーポン | 70%OFFクーポン |
ポイントの 貯まりやすさ |
△ | ○ |
支払い方法 の種類 |
17種類 | 18種類 |
サービス開始 | 2011年 | 2004年 |
ダウンロード 機能 |
○ | ○ |
しおり 機能 |
○ | ○ |
登録可能 端末数 |
最大5台 | 最大5台 |
SDカード への保存 (Android) |
○ | ○ |
App Store 内の評価 |
4.5 (8.5万件の評価) |
4.6 (8.8万件の評価) |
アプリ | iOS / Android / Windows | iOS / Android / Windows |
比較した内容については、以下で詳しくご紹介します。
料金システム
コミックシーモアとブックライブは、どちらもその買い切り型の電子書籍サービスですが、コミックシーモアは月額メニューに登録することで付与されるポイントを使って電子書籍を購入することもできます。
つまり、都度課金制と月額会員制の2つの課金方法から選ぶことができます。
月額会員制の電子書籍サービスとは、有料の月額コースに加入するタイプのサービスで、有名なところではめちゃコミックやまんが王国などのサービスがあります。
これだけ見るとその都度課金したほうが使い勝手が良く感じますが、コミックシーモアの月額メニューは登録するコースによって通常ポイントに加えて、特典ポイントが貰えるのでその分お得に電子書籍を読むことができます。
例えば、月5,500円のコースに加入した場合、通常の5,000ptに加えて特典ポイントとして1,200ptの特典ポイントが貰えるます。
ポイントで購入した場合、税抜きの価格で購入できるので、実質的に1,200円相当が貰えることになります。
もちろん、月額コースは縛りがないので、いつでも解約することができます。
登録するコースが高額になるほどより多くの特典ポイントが貰えるので、たくさんの本を購入する人はコミックシーモアのほうがお得に購入することができます。
一方、ブックライブでは月額コースがないので、電子書籍を購入する場合はクレカやキャリア決済などでその都度決済することになります。
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取り扱い作品数・冊数
取り扱う作品数はどちらのサービスも100万冊以上の電子書籍を取り扱っています。漫画はもちろん、ラノベや小説、雑誌など多彩なジャンルの電子書籍を購入することができます。
続いてコミックシーモアとブックライブのジャンル別の作品数を比較します。
なお、当サイトが独自に調査した内容となりますので、参考程度にご覧ください。また最新の作品数については各サービスの公式ページにてご確認お願いします。
少年漫画
コミックシーモア | 15,789作品 |
---|---|
ブックライブ | 16,122作品 |
少年漫画の取り扱い作品数はコミックシーモアが15,789作品、ブックライブは16,122作品とブックライブのほうが多い結果となっていますが、ほぼ変わらないと思って良いでしょう。
少年漫画をメインで読まれている方であれば、どちらを選んでも良さそうです。
青年漫画
コミックシーモア | 36,758作品 |
---|---|
ブックライブ | 35,143作品 |
青年マンガの取り扱い作品数はコミックシーモアが36,758作品、ブックライブは35,143作品とコミックシーモアのほうが1,000作品ほど多い結果となっています。
青年マンガジャンルに絞って見るとコミックシーモアのほうが充実しているので、マイナーな作品も見つかりやすいかもしれません。
青年漫画を中心に読まれる方はコミックシーモアのほうがおすすめです。
少女漫画
コミックシーモア | 23,206作品 |
---|---|
ブックライブ | 21,183作品 |
少女漫画ジャンルの取扱い作品数はコミックシーモアが23,206作品に対して、ブックライブは21,183作品と、コミックシーモアのほうが約2,000作品以上多いことがわかりました。
人気作品はどちらでも見つかると思いますが、マイナーな作品はコミックシーモアのほうが見つかりやすいはずです。
少女漫画をメインに読まれる方はコミックシーモアのほうがおすすめです。
女性漫画
コミックシーモア | 36,622作品 |
---|---|
ブックライブ | 46,241作品 |
女性漫画の取り扱い作品はコミックシーモアが36,622作品。ブックライブは46,241作品という結果に。
ブックライブのほうがかなり多いので、電子化されている女性漫画を探すならブックライブのほうがヒットしやすいかもしれません。
このことから、女性漫画をメインに読まれる方はブックライブのほうがおすすめです。
TL漫画
コミックシーモア | 20,716作品 |
---|---|
ブックライブ | 23,132作品 |
TL漫画ジャンルの作品数はコミックシーモアが20,716作品、ブックライブは23,132作品とブックライブのほうがやや多い結果となっています。
そこまで大きく変わるわけではありませんが、TL作品をメインで読むならブックライブのほうが良さそうです。
BL漫画
コミックシーモア | 37,033作品 |
---|---|
ブックライブ | 36,387作品 |
BL漫画の取り扱い作品数はコミックシーモアが37,033作品、ブックライブは36,387作品とコミックシーモアのほうが若干多い結果になっています。
BL漫画を読むならコミックシーモアのほうがおすすめです。
コミックシーモアはレビューの数が非常に多いので、評判の良いBL漫画を探す際も便利ですよ。
アダルト漫画
コミックシーモア | 55,901作品 |
---|---|
ブックライブ | 58,341作品 |
アダルト漫画の作品数はコミックシーモアが55,901作品、ブックライブは58,341作品とブックライブのほうが多い結果となりました。
大人向け作品も読みたい方は他ジャンルの作品の充実度やキャンペーン内容で選ぶと良いでしょう。
リーダーアプリ
リーダーアプリの使いやすさは人の好みによって異なるため、実際に使っていただくのが一番ですが、コミックシーモアとブックライブのリーダーアプリの本棚機能を中心に比較しながらご紹介いたします。
コミックシーモア | ブックライブ | |
---|---|---|
対応 端末 |
iOS/Android | iOS/Android/Windows |
料金 | 無料 | 無料 |
ダウンロード 機能 |
○ | ○ |
本棚の 追加 |
○ | ○ |
しおり 機能 |
○ | ○ |
登録可能 端末数 |
最大5台 | 最大5台 |
本棚 ロック |
○ | ○ (パスコードロック) |
SDカード への保存 (Android) |
○ | ○ |
App Store 内の評価 |
4.5 (8.5万件の評価) |
4.6 (8.8万件の評価) |
アプリの ダウンロード |
iOS / Android / Windows | iOS / Android / Windows |
どちらのアプリも無料でダウンロードできるので、端末にインストールして試してみるのがおすすめです。
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サイトの便利な機能
コミックシーモアとブックライブの公式ストアページの機能について、いくつかピックアップしてご紹介します。
コミックシーモア
コミックシーモアでは新刊が発売されると自動的に購入してくれる「新刊自動購入」や、事前に設定することで新刊が発売されると通知が届く「作品の新刊通知」、レビュー数やフォロアー、「いいね」された数が確認できる「MYレビュー」のほか、大人向け作品を非表示にできる「セーフサーチ」などの機能があります。
ブックライブ
作品・作者をフォローすると新刊やお得な割引通知が届く「フォロー」や、LINEで友達登録すると新刊情報やLINE限定のクーポンのお知らせが届く「LINE連携」機能、発売開始した新刊を自動で購入できる「新刊オート購入」やお知らせが届く「通知機能」もあります。
また、大人向け作品を非表示にできる「セーフサーチ」機能も利用できます。
キャンペーン・クーポンなどのお得度
電子書籍の価格は基本、どの電子書籍サイトでも同じですが、キャンペーンやクーポンがあれば通常よりも安く購入することもできるため、電子書籍サイトを選ぶうえではキャンペーンの充実度やクーポンのお得度はとても重要な要素です。
それぞれのキャンペーン数や貰えるクーポンの特徴について見ていきます。
コミックシーモアのキャンペーン・クーポンの特典内容
コミックシーモアでは通常のキャンペーン・セールに加えて、定期的にお得なクーポンの配布や新規会員の方には70%OFFクーポンが付与されます。
執筆時点でのキャンペーン数は402件とかなりのボリューム。
期間限定の無料配信や割引、ポイント還元、立ち読み増量など内容も様々。
10巻以上の無料配信や50%OFFなど作品によってかなりお得な特典が用意されています。
ブックライブのキャンペーン・クーポンの特典内容
ブックライブはほぼ毎日実施しているキャンペーンのほか、1日最大2回引けるクーポンガチャや、毎日1回ポイントが貰える来店ポイントなどお得な特典が盛りだくさんとなっています。
新規会員は70%OFFクーポンが貰えるので、お得にお買い物ができます。
ポイントが貯まりやすいのは?
コミックシーモアは来店ポイントや毎週水曜日にお買い物するとポイントが還元されるほか、ポイントをチャージまたは月額メニュー登録によるボーナスポイントでポイントを貯めることができます。
一方、ブックライブはお買い物すると貰えるVポイントのほか「来店ポイント」でブックライブポイントを貯めることができます。
ブックライブの来店ポイントは10日目に10pt貰えるので1ヶ月で57ptほど貯めることができます。無料でポイントを獲得するならブックライブのほうがポイントを多く貯めることができそうです。
ただ、コミックシーモアは来店ポイントに加えて水曜日のポイ活のチャンスがあるので、場合によってはコミックシーモアのほうがポイントがたくさん貰えることも。
また、ポイントチャージや月額メニュー登録する場合は、登録するコースによってボーナスポイントが貰えるので、ポイント購入することを考えるとコミックシーモアのほうがポイントが貯めやすいかもしれません。
・無料でコツコツポイント獲得→ブックライブ。
・たくさんのポイント購入しても良い→コミックシーモア
で良いかと思います。
支払い方法の種類
コミックシーモア | ブックライブ | |
---|---|---|
支払い 方法 |
|
|
利用できる支払い方法はコミックシーモアが17種類、ブックライブは18種類となっています。
対応する支払い方法の種類が多いのはブックライブですが、どちらも充実しています。
ブックライブは店頭決済やTポイントでの支払い、あと払いにも対応するなど幅広い支払い方法に対応しています。
一方、コミックシーモアはApple Payやd払いなどのスマホ決済が充実しています。
利用したいお支払い方法に対応している電子書籍サービスを選んでくださいね。
長く運営しているのは?
2021年時点で、コミックシーモアはサービス提供を開始してから17年目、ブックライブは10年目を迎えます。
つまり長く電子書籍サービスを運営しているのはコミックシーモアとなります。
「長ければ絶対に良い」というわけではありませんが、長く運営し続けているサービスのほうが何となく安心感はありますよね。
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運営会社
各電子書籍サービスを提供する運営会社についてご紹介します
コミックシーモアはエヌ・ティ・ティ・ソルマーレ株式会社、ブックライブは株式会社BookLiveが運営しています。
※2025年9月時点の情報となります。
エヌ・ティ・ティ・ソルマーレ株式会社
所在地 | 〒541-0041 大阪市中央区北浜4丁目7番28号 住友ビル2号館 |
---|---|
設立 | 平成14年4月1日 |
資本金 | 1億円 |
代表者 | 朝日 利彰 |
主要株主 | 西日本電信電話株式会社 |
事業内容 | コンテンツ流通事業 |
社員数 | 404名(令和7年9月現在) |
株式会社BookLive
所在地 | 〒108-0023 東京都港区芝浦4-2-8 三田ファーストビル11F |
---|---|
設⽴ | 2011年1⽉28⽇ |
資本金 | 27億3千万円 |
代表者 | 淡野 正 |
株主 | カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社 株式会社テレビ朝日 TOPPANホールディングス株式会社 |
事業内容 | 電⼦書籍ストア事業 コミック制作・出版事業 デジタルエンターテイメント事業 ネットコミュニティサービス事業 |
従業員 | 199名(2025年3月31日現在) |
タイプ・目的別のおすすめ電子書籍サービス
今回比較した結果をふまえて、タイプ別・目的別でおすすめの電子書籍サービスをご紹介していきたいと思います。
「どちらの電子書籍サービスを利用すれば良いのかわからない」という方にご参考いただけたら幸いです。
色々な読み方をしたいならコミックシーモアがおすすめ
コミックシーモアのほかに定額読み放題のシーモア読み放題など色々な読み方ができるのが魅力。
シーモア読み放題は新規のみ無料体験期間が用意されているので、気軽に試せるのも嬉しいポイント。
ポイントチャージや月額メニューの登録で貰える特典ポイントを活用すればさらにお得に利用できます。
お得さ重視の人はコミックシーモアとブックライブどちらもおすすめ
お得なクーポンやキャンペーンの充実度を重視する人はコミックシーモアとブックライブどちらもおすすめです。
コミックシーモアはキャンペーンの数も多く、クーポンも充実しています。
また、まとめてポイントをチャージしたり、月額メニューに登録してたくさんのポイントを購入して利用する場合は特典ポイントが貰える分、コミックシーモアの利用がおすすめ。
全巻まとめ買いなど、たくさんの本を大人買いする場合はコミックシーモアのほうがお得かもしれません。
ブックライブもキャンペーンや来店ポイントなどお得なサービスが充実していますが、やはりクーポンガチャがかなりお得。
前もってポイントを購入するのが嫌な人はブックライブがおすすめ。
シーモアとブックライブの両方を利用する方法も!ただしデメリットも
シーモアとブックライブの両方を利用してそれぞれの良さを活用するのも一つの方法。「どちらも気に入った」という場合は2つのサービスを併用することも選択肢としてはアリだと思います。
ただし、2つのサイト、複数のアプリを利用するので本の管理や閲覧が面倒になるデメリットがあることは覚えておきましょう。
「この作品はコミックシーモアアプリで、あの作品はブックライブアプリで…」ということにもなりますので注意が必要です。
それでも両方の電子書籍サービスを利用したい人は、まず両方試してメインで利用する電子書籍サイトを検討するのがおすすめです。
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